ちゃりすの色々やってみるブログ

50代から苦手をなくしワクワクする人生を送る方法 -How to enjoy life after 50-

赤毛のアンを原書で読む Chapter Ⅶ

f:id:chalice3311:20200409204020j:plain

赤毛のアン(Anne of Green Gables)を英語で読む私的プロジェクトです。

基本的にオンライン英会話(CafetalkまたはCambly)のレッスンで原文を音読し、難しいところをチューターさんに質問したり、ちょっと脱線してお喋りしたりしながら、緩く続けています。

日本語訳は、集英社文庫松本侑子訳を参照しています。

やり方については、こちらに詳細を書きました(・∀・) 

 

 

今回のあらすじ

CHAPTER VII. Anne Says Her Prayers(アンの祈り)

アンをベッドに入れる前に、お祈りをするよう言うマリラ。

ところが驚いたことに、アンは悪びれもせず、お祈りなんてしたことがないと宣言します。

とりあえず、やってみてごらんと言うマリラに、アンは(マリラ的に)奇想天外なお祈りをやってのけ、マリラが卒倒するほどびっくり仰天させます。

その夜、マリラはマシュウに「今まで気楽に暮らしてきたけど、ついにお鉢が回ってきた」と、アンの教育に本気で取り組む決意を告げるのでした。

 

マリラの予想斜め上をいくアンのお祈り

敬虔なクリスチャンであるマリラにとって、床に就く前に祈りを捧げたことがないというアンは恐ろしい異教徒 (heathen)でした。

しかし、短い間ですが孤児院時代に日曜学校へは通って、神や聖書について少しは知っているようです。

「ああよかった!少しは知っているんだね。まったくの異教徒ではなさそうだ。(松本侑子訳)」(So you do know something then, thank goodness! You're not quite a heathen.)

 マリラはアンに子供向けのお祈りの文句を教えようかと考えたものの、思い止まります。マリラって、超実際家で無駄なことはしない、世が世ならバリバリのキャリアウーマンになってそうな女性ですが、実はユーモア感覚もしっかり持ち合わせてるんですよね。

そこで「神様のお恵みに感謝して、かなえていただきたいことを慎み深くお願いしてみなさい」と提案します。

そしてアンのお祈り。

「天に在(ましま)す、恵み深き父よ。<<歓びの白い路>>と、<<輝く湖水>>と、<<ボニー>>と、それから<<スノークイーン>>をお与えくださいまして、感謝いたします。心よりありがたく存じます。今、あなた様にお礼申し上げたいお恵みは、これだけです。それからお願いの方は、たくさんありすぎて一つ一つ数え上げるときりがありませんので、いちばん大事なのを二つだけ申し上げます。一つは、どうか私をグリーン・ゲイブルズにおいて下さい。もう一つは、大きくなったら美人にして下さい。敬具。

かしこ、アン・シャーリー松本侑子訳)」

最後の部分はチューターさんも笑ってました。

 

マリラとマシュウってカトリックプロテスタント

今回はお祈りの話だったので、ふと疑問に思ったのが、赤毛のアンに出てくる神って、キリストなのは間違いないけどカトリックプロテスタント?という点です。

恥ずかしながら、ちゃりすには

カトリック:古い:地味: 旧約聖書:面白い(古事記っぽい)

プロテスタント:新しい:新約聖書:面白くない

というくらいのぼんやりした認識(事実ではありません。子供の頃に読んだ子供向けの本での感想です( ̄▽ ̄))しかありません。マリラもマシュウも地味な生活を送ってるから、カトリック?などと、完全に誤った解釈をしてましたが、二人はプロテスタント系だそうです。

正確にいうとスコットランドの国教である「長老派」で、新大陸でもマシューやマリラのようなスコットランド系が信仰していたそう。

全く知りませんでしたが、クリスマスを派手にお祝いするのってカトリック系なんですね。

いやー…子供の頃から欧米文学にそれなりに親しんできたつもりなのに、基本的なことを全くわかっていません。ちょっとYouTubeで勉強しようかな。

 

こちらの記事を参考にさせていただきました。

赤毛のアンといえばこの方。まさにライフワークですね✨

 

レッスン覚書

- It is a very untidy habit: アンが脱ぎ捨てた衣類をきちんと畳まなかったことに対してマリラが言った台詞。まさに私!と思ってしまいました。

- Any article of clothing: clothingの単位はarticleなのですね(Cf: a piece of cake)。

- There, that looks something like: そう、それでよくなった

- Marilla looked horrified astonishment: horrified in astonishmentではないかと思ったのですが、ギョッとした驚きを見せたと言う文なんですね。まあ、意味的には同じですが

- It has such a roll to it: 文脈から想像はできるのですが、聞いたことがない表現だったのでチューターさんに確認すると”sounds very good"と言っていました。thesaurusで見つけた"a sonorous or rhythmical flow of words"が近いかも。

- for a sense of fitness of things: 松本侑子さん訳では「臨機応変」となっていますが、「ものごとを正しく解釈する感覚」みたいな感じでしょうか。

- with a clear conscience:  without any guilt
  学生時代からconscienceという単語が苦手です。conciousとごっちゃに><

 - we can't get through this world without our share of trouble: fair share of (人並みの)ってよく目にしますよね。「誰もがそれぞれに割り当てられた苦労を持って回るようになっているんだね。(松本侑子訳)」