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50代から苦手をなくしワクワクする人生を送る方法 -How to enjoy life after 50-

赤毛のアンを原書で読む Chapter Ⅳ

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赤毛のアン(Anne of Green Gables)を英語で読む私的プロジェクトです。

基本的にオンライン英会話(CafetalkまたはCambly)のレッスンで原文を音読し、難しいところをチューターさんに質問したり、ちょっと脱線してお喋りしたりしながら、緩く続けています。

日本語訳は、集英社文庫松本侑子訳を参照しています。

やり方については、こちらに詳細を書きました(・∀・)

 

 

今回のあらすじ

Chapter Ⅳ Morning at Green Gables (グリーン・ゲイブルズの朝)

アンが初めてグリーン・ゲイブルズで迎える美しい朝。

すぐに、自分が男の子じゃなかったから、ここでは暮らせないんだという悲しい気持ちがよみがえってきますが、気持ちを切り替えてグリーン・ゲイブルズの美しさを楽しもうと決意します。

 

めげない、ポジティブ、切り替えの速さ。それがアンの強み
前日、絶望の淵に叩き落とされた(笑)アンでしたが、一夜開けるともう気分はすっかり切り替わっています。「今を楽しもう!」と。

これって、ハッピーになる秘訣ですよね。

アンは、若干11歳にしてもう身につけています。

そして、きっとそれはつらい生い立ちや経験から学んだことなのです。

うーん·····すでに冒頭から、生きる知恵が詰まっている。

他人の顔色も気にしない

そして、素っ気ない態度で接してくるマリラの顔色は一切気にせず、ひたすらアヴォンリーの美しさを褒めたたえます。実際家のマリラとのやりとりがちぐはぐでとても面白いです(´∀`*)

“Oh, isn’t it wonderful?” she said, waving her hand comprehensively at the good world outside.
“It’s a big tree,” said Marilla, “and it blooms great, but the fruit don’t amount to much never—small and wormy.”

窓の外の美しい景色を「なんてすばらしいんでしょう」と言うアンに、

「確かに大きな桜だね、花も見事だし。でも、実は大したことないよ、小さくて虫喰いだらけでね」(松本侑子訳)

 これぞマリラ!って感じです(・∀・)

でも、読み進むにつれて、マリラの隠れたユーモアや、不器用な温かさも描写されていて、すごく魅力的な人物像が浮かび上がって来るんです。

 

Dinner = lunch?

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今回読んでてちょっと ん?と思った部分です。

 ...and then Marilla, to get rid of her, told her she might go out-of-doors and amuse herself until dinner time.

好奇心のおもむくまま喋りまくるアンに閉口したマリラは、dinner timeまで外で遊んどいで、とアンを追い払おうとします。

でも、これは午前中のシーンで、午後には馬車に乗ってアンをホワイト・サンズまで送り届ける予定ですから、ここはlunch timeのはずです。

 翻訳にはちゃんと「昼食まで」と訳してあります。

なんか、地方で呼び方がちがってんだっけ?·····と思って調べてみると·····見つけました。

"...dinner is the “big” meal of the day and can be mid-day or evening, but supper is a light evening meal ( or even at midnight), and lunch is a mid-day meal when the larger “dinner” is in the evening."

dinner =夕食、ではなく、一日のうちのメインの食事がdinnerなんですね。グリーン・ゲイブルズでは、お昼にメインの食事(dinner)、夜は軽食(tea: 単なるお茶ではなく、サンドイッチなどの軽い食事)をとるのです。

また、dinner =lunchはどこでも共通なわけではなく、地方やグリーン・ゲイブルズみたいなfarmに特有な呼び方みたいですね。

 

レッスン覚書

- uncomfortable ignorance made her crisp and curt: brief, blunt, dry, brusque

- kindred spirits: 第1号はマシュウ、親友のダイアナ、ミス・アラン·····と増えていきます

martyr relinquishing all earthly joys: a person who willingly suffers death rather than renounce his or her religion

- Anne had relapsed into reverie: 「また夢想に逆戻りしていた」

  →アン風にいうと「ぞくっとする····」まではいきませんが(笑)、音的に綺麗な表現だなあと思います。reverieってドビュッシーの素敵な曲もありますね。

 


夢(ドビュッシー)Rêverie (Debussy)