ちゃりすの色々やってみるブログ

50代から苦手をなくしワクワクする人生を送る方法 -How to enjoy life after 50-

赤毛のアンを原書で読む Chapter ⅩII

赤毛のアン(Anne of Green Gables)を英語で読む私的プロジェクトです。

基本的にオンライン英会話(CafetalkまたはCambly)のレッスンで原文を音読し、難しいところをチューターさんに質問したり、ちょっと脱線してお喋りしたりしながら、緩く続けています。

日本語訳は、集英社文庫松本侑子訳を参照しています。

やり方については、こちらに詳細を書きました(・∀・)

 

 

f:id:chalice3311:20200409204020j:plain

 今回はCafetalkのチューターさんと一緒に読みました。

今回のあらすじ

CHAPTER ⅪI. A Solemn Vow and Promise(おごそかな誓いと約束)

アンが生涯の腹心の友(bosom friend)、ダイアナと初めて出会う記念すべき章です。

アンが道端の花で帽子を飾りたてて教会に行ったことがマリラの耳に入り、お説教されるシーンから始まります。他の少女たちは造花をつけているのに、なぜ道端の花はいけないのかと聞くアン。私に常識がないからそんな格好で教会に送り出したと思われるんだよ、と怒って見せるマリラにアンは泣き出します。慌てたマリラは、ダイアナ・バリーが親戚の家から帰ってきたので用事がてら一緒に行こう、と持ちかけます。アンは大興奮。バリー夫人が気難しいと聞いて気に入られなかったらどうしようかと気を揉みます。ダイアナはとても可愛い気立ての良い少女でした。二人はバリー家の美しい庭で友情の誓いをします。

 

赤毛に合うのは何色?

アンが教会に薔薇やキンポウゲで飾りたてた帽子を被っていったことを知り、マリラはアンを呼びつけて叱ります。

「確かに、ピンクと黄色は、私には似合わないわね (I know pink and yellow aren't becoming to me)」と言うアンに、似合う似合わないの話じゃない!とマリラは呆れます。このare't becoming to = doesn't look good onなんですね。知りませんでした。

ここで「じゃ、赤毛さんには何色が似合うんだろう?」という疑問が湧き上がりましたので、チューターさんに聞いてみました。

赤毛の人は緑色の目の人が多く、したがって着るものも緑色が似合うと言われている」とのことでした。ほー。赤と緑...クリスマス?

ここで思い出したのは「大きな森の小さな家」(原作)シリーズです。

主人公のローラの髪は茶色で目も茶色。一方、姉のメアリーは金髪に青い目です。メアリーはいつもブルーのドレス、ローラはピンクのドレスを着せられるのですが、ローラはたまにはブルーのドレスが着たいのです。...というようなエピソードだったと思うのですが、なるほど。ブルーのドレスというのは目の色に合わせているんですね。茶色は子供に着せるには可愛くないから、ピンクなんですかね。白人の子供なら間違いなく色は白いし、髪の毛が何色だろうとブルーでもピンクでもどっちでも似合いそうですけどね。赤毛はまあ、ちょっと色を選ぶのかもしれませんが...。

 

バリー家の庭の描写が素敵すぎる  

f:id:chalice3311:20200531014715j:plain

 

子供の頃は読み飛ばしていたんだろうと思いますが、今読むとダイアナのうちの庭ってめちゃくちゃ素敵なんです。グリーン・ゲイブルズには桜や林檎の花、ライラックなどが咲いている様子が書かれていましたが、バリー家の庭ほど微に入り細にうがった描写はなかったように思います。

しげるにまかせた葉陰に富み、花が咲き乱れていた」という文章から、作り込まれた庭ではなく、昨今人気のナチュラル・ガーデンぽいイメージが浮かびます。貝殻で縁取りされた通路に挟まれた花壇にはさまざまな花が「こぼれるように咲いて」、庭のあまりの美しさに夕陽も沈むのをためらい、蜂は集い、風もそよそよと庭にとどまってしまうくらいの素晴らしい庭なのです!最近ガーデニング(らしきもの)を始め、趣味の演芸を舐めるように見ているちゃりすにとってはたまらない花々の描写です!

ケマン草(bleeding-hearts)、大輪の紅い牡丹(crimson peonies)、甘い香りの白水仙(narcissi)、可憐なスコッチローズ(sweet Scotch roses)、ピンクや青や白のオダマキ草(columbines)、ほのかなライラック色のサボン草(lilac-tinted Bouncing bets)、サザンウッド、リボン草(ribbon grass)、紫色のラン、アダム・アンド・イブ(Adam-and-Eve)、ラッパスイセン(daffodails)...まだまだ、続きます...😍ちなみに、無学なちゃりすは牡丹や水仙以外どんな花か想像もつきませんでしたので、ネットで調べました。ケマン草って本当にハート形してて可愛い(*≧∀≦*) いやー、なんでも即調べられて、本当にありがたい時代です❣️

 

こんなにも美しい庭でアンとダイアナは(アン主導で)友情の誓いを立てます。子供の頃は特になにも感じませんでしたが、今読むとダイアナって、本当に素直、気立てがよくていい子です。 正直、こんなにクセの強いアンをニコニコして即受け入れられるんですから、度量が広いです。マリラに引き続き、大人になって読み返すと脇役がきらりと光って見えますねー(´∀`)

 

レッスン覚書

今回は、上記のように花の描写がたくさんあり、ネットで画像検索するのが楽しかったです!

- rigged out ridiculous with roses and buttercups: arrange, dress up「飾り立てて」

- What on earth put you up to such a caper?: a ridiculous activity, escapade, prank「悪ふざけ」

- Marilla was not to be drawn from the safe concrete into dubious paths of the abstract
「こういった抽象論の胡散臭い方便には引き込まれず、あくまで確実な具体論に固執した(松本侑子訳)」さすがー👏😭

- don't get into a fluster: an agitated or confused state 「大騒ぎするんじゃないよ」

- rumpled up in spirit: ruffled up, messed up 「心はかき乱されている」

- Prim, right-angled paths: affectedly proper, or formal 「きちんと角をなした通路」

- feathery sprays: a stem or small branch of a tree or plant 「茎、小枝」
sprayにこんな意味があったとは。

- beguiled into loitering: delight, allure or attract in an almost magical manner 「魅了されて(この庭から)出ようとせず」beguileは騙す、欺くというイメージでしたが、こういういい意味でも使えるんですね。どちらにしても惑わすって感じでしょうか。